20代の約7割が使うAI|履歴書添削の活用術と注意点

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「履歴書や職務経歴書を書くのって、やっぱり時間がかかる」と感じたことはありませんか。最近は転職活動の準備にAIを使う人が増えていて、鳥取県・島根県でUターン・Iターン転職を考える人のあいだでも、少しずつ身近な存在になりつつあります。

でも実際のところ、AIは履歴書づくりにどこまで役立つのでしょうか。そして、頼りすぎると困ることはないのでしょうか。この記事では、AIの上手な使いどころと気をつけたい落とし穴の両方を、わかりやすく整理してお伝えします。


実は、もう”当たり前”。転職とAIの今

まず、AIってそんなに使われているの、という点から見ていきましょう。

日本リサーチセンターの2026年3月の調査によると、全国20〜69歳で生成AIを使った経験がある人は48.5%でした。なかでも20代は69%に達していて、全世代の平均を大きく上回っています。年代が若いほど利用率が高い傾向が続いていて、20代にとってAIはすでに特別な道具ではなくなりつつあるといえます。

日本リサーチセンター|生成AIについて 2026年3月調査


何が得意?AIに”任せられること”

では、転職活動のどんな場面でAIが力を発揮するのでしょうか。主に次の4つです。

1. 自己分析の手伝い

「これまでの経験から強みを整理して」と頼めば、自分では気づきにくい長所を言葉にする手がかりになります。

2. 志望動機や自己PRのたたき台づくり

ゼロから書くのは大変でも、下書きがあれば直していけます。

3. 文章のチェック

誤字脱字や回りくどい表現を見つけるのが得意です。

4. 応募先に合わせた言い回しの調整

同じ経歴でも企業ごとに伝え方を変えられます。

AIは、自己分析や応募書類の作成、文章の推敲、面接対策など、転職活動のさまざまな場面で活用できます。「全部おまかせ」にするのではなく、考えを整理したり、文章の下書きをつくったりする下ごしらえを手伝ってもらうイメージが近いといえます。


【やってみた!】AIは職務経歴書づくりの”壁打ち相手”

職務経歴書を書いていると、「この経験、どう書けば伝わるんだろう」と手が止まることがあります。そんなとき、AIは気軽な相談相手として使えます。今回はChatGPTを例に、壁打ち相手としての使い方を試してみました。

対面のキャリア相談だと予約や移動が必要ですが、AIならいつでも、何度でも付き合ってくれます。たとえば、こんな相談ができます。

「販売の経験を、営業職向けにアピールするにはどう書けばいい?」

と方向性を相談する

「この自己PR、もっと簡潔にして」

と何度でも書き直しを頼む

「採用担当者には、どんな点が伝わりにくい?」

と読み手の視点を聞く

特に役立つのは、AIが質問を返してくれるところです。「接客を頑張った」としか書けないとき、「どんな場面で工夫しましたか」「お客様の反応に変化はありましたか」と掘り下げてくれるので、自分では気づかなかった強みを言葉にしやすくなります。

遠慮がいらないのも、壁打ち相手としての利点です。同じ質問を何度しても、表現を10回直してもらっても、相手の手をわずらわせる心配はありません。納得いくまで考えを整理できます。

うまく使うコツは、できるだけ具体的に伝えることです。「どんな仕事で」「何に取り組んだか」を箇条書きで渡すと、AIはそこから的確な質問や言い回しを返してくれます。反対に渡す材料が少ないと、ありきたりな答えになりがちです。土台となる経験は、自分で用意するのが近道といえます。


便利だけど要注意!AIの”落とし穴”

ただし、AIに頼りきると思わぬつまずきもあります。気をつけたい点は次の4つです。

1. 個人情報はそのまま入力しない

氏名や住所、電話番号、勤務先名などをそのまま入力するのは避けましょう。個人情報保護委員会は、入力した個人情報が機械学習に使われ、ほかの情報と結びついて出力される可能性があると、一般の利用者に向けて注意を呼びかけています。名前や会社名は伏せ字にする、履歴書の項目構成や言い回しだけを相談する、といった工夫で安全に使えます。

2. 似たような文章になりやすい

AIの出力をそのまま使うと、ほかの応募者と表現が重なり、採用担当者の印象に残りにくくなります。

3. 事実と違う内容が混じることがある

AIはもっともらしい文章をつくるのが得意な反面、経歴を盛った表現を出すこともあり、面接で書類と話がかみ合わなくなる心配があります。

4. 自分の言葉になっているか確かめる

面接で話すのは自分自身なので、納得して説明できる内容に整えておく必要があります。

最後に押さえておきたいのは、AIは下書き係で、主役はあくまで自分だということです。入力する情報の線引きも、文章の仕上げも、自分で決めることが大切です。

個人情報保護委員会|生成AIサービスの利用に関する注意喚起等について


まとめ

AIは履歴書づくりだけでなく、自己分析の相談相手や企業研究の下調べにも使えます。たとえば気になる地元企業の事業内容を整理してもらったり、想定される面接の質問を一緒に考えてもらったりする使い方もできます。対面のキャリア相談に出向きにくい地域に住んでいる人や、遠方から鳥取県・島根県へのUターン・Iターン転職を進めたい人にとって、準備の心強い味方になり得ます。

大切なのは、最後は自分の言葉で仕上げることです。AIにたたき台を手伝ってもらい、自分らしさを足していく。その一手間が、応募先に伝わる書類につながります。

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