採用担当者の心をつかむ志望動機の書き方【転職者必見!例文あり】

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転職時に応募する書類の中で、企業の採用担当者が重視するのは、志望動機と職務経歴書です。

  • どんな経歴を持っているのか
  • 入社後どのような成果が期待できるのか

など、採用ニーズにマッチングしているのかどうかを判断するためです。

転職希望者が頭を悩ませることの多い志望動機…この記事では採用担当者に注目してもらうためには、どんな志望動機を書けば良いのか、反対に志望動機に書いてはいけないNGパターンのポイントをご紹介します。

例文もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

目次

 

 

1・志望動機の重要性とは?企業が志望動機を重視する理由

転職時の履歴書には学歴・職歴・保有資格などさまざまな項目を記載しますが、採用担当者が注視しているのは職務経歴書と志望動機の2つです。

大手転職エージェントのワークポートが実施した調査によると、60%の採用担当者が志望動機を重視すると回答しています。

  • どんな仕事や業務を経験しているのか
  • なぜ転職を志しているのか
  • 入社後会社にどんな形で貢献してくれるのか

を判断する材料となるからです。

特に志望動機については、採用の目的ともいえるニーズに合致しているのかを見ています。

そのため提出書類の中でも、志望動機は重要なポイントとなるのです。

 

 

2・良い志望動機を書くポイントは3つ!担当者の心をつかむ要素

転職者が担当者の心をつかむ志望動機を書くためには、大切なポイントがあります。

面接で必ず質問される『なぜ当社を希望されたのですか?』という内容に応えることのできる志望動機にすることです。

どのようなことに注意をすれば良いのか、ここでは3つのポイントをご紹介します。

 

2-1・志望する理由を冒頭で・かつ明確に

志望動機を書く時には、冒頭に結論を持ってきます。

算数に例えるなら、2=1+1という文章にすることがポイントです。

曖昧な表現ではなく、明確に記載できるようにしましょう。

【例文】

  • 私は貴社の〇〇という技術に魅力を感じました。
  • 貴社の取り組んでいる△△という事業に貢献したいと思い応募しました。
  • 私が貴社を志望した理由は□□です。

 

2-2・志望する理由の根拠を具体的に

次に、冒頭で述べた理由の根拠を具体的に記載します。

ここで重要なのは転職の希望をする企業の情報収集を徹底的に行うこと。

上っ面だけで使いまわしのできるような根拠では、担当者の心をつかむことはできません。

ホームページや求人情報、ニュースなどをきちんと把握し、応募先企業を理解しておくことが大切です。

【例文】

  • (志望理由は)〇〇という経験を通して、更にスキルアップを図りたいと希望しているからです。
  • (志望理由)なぜなら△△という仕事に就いてみたいと思ったからです。

 

2-3・その会社でなければいけない独自性を

志望動機は具体的で独自性のあるものが求められます。

どの程度理解した上で応募をしてきたのかという点を、採用担当者は見ているからです。

企業理念・同業他社との比較・社風・商品やサービスなどを徹底的にリサーチし、どのような点に魅かれて応募したのかという理由を明確にしなければいけません。

【例文】

  • 〇〇をメインとする貴社の事業に興味を持ちました。
  • 前職で培った分析力を活かして、貴社の△△事業に貢献していきたいと考えています。

 

 

3・こんな志望動機はダメ!担当者にはじかれるNGパターンとは?

志望動機を間違った方向性で記載してしまうと、能力やスキルがあっても書類選考に残れないという結果を招いてしまいます。

どんな内容がNGパターンとされているのか、注意したいポイントをご紹介しましょう。

 

3-1・前職(企業)の批判が多い

前職の業務内容や勤務体制、企業に対する批判が多い内容はNGです。

転職を意識したきっかけは、仕事に対する不満や冷遇が原因だったとしても、ネガティブな内容は志望動機に書くべきではありません。

採用担当者は『きっと採用しても同じように不満を抱くタイプなんだろう』という印象をもってしまいます。

ダメだったことをピックアップするのではなく、自分がしてきた努力や得ることのできたスキルなどを軸に考えましょう。

 

3-2・給与・待遇面などの条件最優先

給与や待遇などの条件を最優先にしている志望動機も採用担当者にとってはNGです。

確かに転職は勤務条件や給与、福利厚生などを比較して行うことも多いですが、条件だけを理由にしてしまうと、『会社の待遇ばかり気にする人』というレッテルを貼られかねません。

 

3-3・マニュアル・例文通り

マニュアルに書かれた通りの志望動機を書くことも当然NGです。

インターネット上には、さまざまな条件に合わせたマニュアルや例文が多数存在します。

内容的はどれも優れていますが、個性がなく汎用的なものです。

有名サイトなどの例文をそのまま書いた場合、他の応募者と同じ内容になってしまうというシチュエーションも考えられます。

参考にする程度にとどめ、そのまま引用することは避けるようにしましょう。

 

 

4・まとめ

志望動機は最も重要なポイントだけに、作成時には頭を悩ませるものです。

NGパターンを避け、自分の思いを明確に伝えることができるポイントを押さえれば、採用担当者の目に留まる志望動機となります。

情報収集をきちんと行い、具体的でポジティブな内容となるように心がけて作成してください。

 

【参考記事】

志望動機は重視する?採用担当者のホンネ調査~転職活動の常識・非常識~|転職エージェント【ワークポート】

 
 

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