転職活動で「ポートフォリオを提出してください」と言われたとき、「えっ、何を書けばいいの?」って思ったことはありませんか?
実は、ポートフォリオの書き方ひとつで採用担当者の印象がガラッと変わってしまうのです。
そして近年は、クリエイターやエンジニアだけでなく、営業職やマーケティング職でもポートフォリオの提出を求められることが増えています。
今回は、鳥取県・島根県の企業への就職・転職を考えているあなたに、好感度がグッと上がるポートフォリオの書き方のコツ5選をご紹介します!
1 | 「私ってこんな人」が伝わる自己紹介の書き方
採用担当者が最も重視しているのは、「課題の特定と、それを解決するためにどう工夫したのか」という点です。でも、その前にまず「あなたがどんな人なのか」を伝えることが大切ですよね。
自己紹介では、単なる経歴の羅列ではなく、「この人と働いてみたい」と思ってもらえる人物像を描くことがポイントです。
具体的には、自分の強みを3つに絞って、それぞれに具体的なエピソードを添える方法が効果的。
例えば、「コミュニケーション能力が高い」と書くよりも、「前職では社内の異なる部署をつなぐ調整役として、月1回の定例会を企画・運営し、プロジェクトの進行効率を20%向上させました」といった具体的な表現の方が、あなたの人柄と実力が同時に伝わります。
2 | 数字で魅せる!実績の効果的な見せ方
「売上向上に貢献しました」と書かれているより「前年比120%の売上アップを実現しました」と書かれていた方が、断然印象に残りますよね?
数値化できる成果をしっかりアピールする方法を身につけると、あなたの実力が格段に伝わりやすくなります。各プロジェクトについて、背景・課題・実施した施策・結果を明確に示すことが重要です。
例えば「チームでの業務効率化により、作業時間を30%短縮し、顧客満足度を15%向上させた」といった具体的な数値を盛り込むことで、あなたがどれだけの価値を提供できる人材なのかが一目瞭然になります。
注意したいのは、機密情報に触れないこと。具体的な金額や社名を出さずに、比率や成長率で表現するのがコツです。
3 | 「なぜそうしたのか?」思考プロセスを見える化
単に「こんな作品を作りました」「このプロジェクトに参加しました」ではなく、「なぜその判断をしたのか」「どんな課題があってどう解決したのか」という思考の流れを書くことで、あなたの問題解決能力をアピールできます。
採用担当者は、結果だけでなく「どんな考え方で取り組む人なのか」を知りたがっています。
例えば、
「顧客からのクレームが増加していた」
▼
「原因を分析したところ、問い合わせ対応の遅延が主因と判明」
▼
「対応フローを見直し、自動返信システムを導入」
▼
「結果、顧客満足度が25%向上」
といった流れで説明すると、あなたの論理的思考力が伝わります。
4 | 読みやすさで差をつける!レイアウトの工夫
どんなに素晴らしい内容でも、読みにくければ相手に伝わりません。時系列やタイプごとにグルーピングしてカテゴリ分けしてあるポートフォリオは、採用担当者に好印象を与えます。
情報を整理整頓し、相手が知りたい情報にすぐにたどり着けるような構成にすることで、「この人は配慮ができる人だな」と思ってもらえます。フォントサイズや行間、余白の使い方にも気を配り、見出しを効果的に使って情報を階層化することで、読み手が求める情報を素早く見つけられるようになります。
5 | 地域愛をさりげなくアピール!鳥取・島根ならではの工夫
Uターン・Iターン転職や地元就職では、「なぜこの地域で働きたいのか」という想いも大切な要素になります。
例えば、地域のボランティア活動への参加経験、地元の文化・産業に関する学習経験、地域イベントでの実績などを盛り込むことで、「この人は本気で地域に根ざして働きたいと思っている」という印象を与えられます。
また、「大山の自然に魅力を感じて移住を決意」「出雲大社での結婚式がきっかけで島根に興味を持った」といった、地域との具体的な接点を紹介するのも効果的です。地域密着型の企業では、長期的に地域に貢献してくれる人材を求めています。
よくある失敗例から学ぶ「こんなポートフォリオはNG」
実際によくある失敗パターンを知っておくことで、同じ轍を踏まずに済みます。特に避けたいのが「情報不足」「自己満足な内容」「読みにくいレイアウト」の3つです。
●「情報不足」のポートフォリオは、作品の画像だけがずらりと並んでいて、背景や工夫した点の説明がないケース。
●「自己満足な内容」は、技術的なスキルばかりをアピールして、コミュニケーション能力や協調性が伝わらないパターン。
●「読みにくいレイアウト」は、情報が整理されておらず、何を伝えたいのかが分からないポートフォリオです。
鳥取県・島根県の転職市場とポートフォリオ活用法
鳥取県の有効求人倍率は1.35倍、島根県は1.38倍と、いずれも全国平均の1.26倍を上回る状況です(2025年1月時点)。これは求職者にとって有利な「売り手市場」を意味しています。
参考:山陰中央新報デジタル
地元企業は「長く働いてくれる人材」を求める傾向があるため、ポートフォリオでも継続性や地域への想いをアピールすることが重要です。
まとめ
好感度の上がるポートフォリオ作成の5つのポイントをおさらいしましょう。
1. 人物像が伝わる自己紹介
2. 数字で示す具体的な実績
3. 思考プロセスの見える化
4. 読みやすいレイアウト
5. 地域への想いのアピール
完璧を目指さず、まずは相手目線で作ってみることから始め、あなたらしさが伝わるポートフォリオで、理想の職場への扉を開いてください。
鳥取・島根での新しいキャリアが、きっと素晴らしいものになるでしょう!
【鳥取・島根求人ドットコムとは】
鳥取・島根求人ドットコムは、鳥取県・島根県のエリアに特化した求人サイトです。
エリア・職種・雇用形態・給与・こだわり条件から簡単に検索が可能!
完全無料でサービスをご利用いただけます。
ぜひお気軽にご相談ください。詳細はこちらから♪
★転職活動や暮らしに役立つ記事を多数掲載!ぜひご覧ください★