サザエさんシンドロームが起こる理由◇上手なストレス解消がポイント

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日曜日の夜、翌日から始まる仕事や学校のことを考え、気分が落ち込んだり、やる気を失ったりすることはありませんか?

きっと多くの人が「明日から仕事(学校)だ…」「このまま休みが続けば良いのに…」などと憂鬱に思うことでしょう。

サザエさんシンドローム(症候群)とは、日曜日の夕方に感じる憂鬱感や不安を指す言葉で、症状が重くなると精神的・肉体的な症状を発症することも。

この記事ではサザエさんシンドローム(症候群)の具体的な症状や引き起こす原因、解消する方法などについてご紹介します。

「月曜日が嫌だ!」と感じている方は、自分の症状などをチェックする機会にしてください。

 

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この記事の目次

サザエさんシンドロームとは?

サザエさんシンドロームの主な症状

サザエさんシンドロームを引き起こす原因は?

サザエさんシンドロームになりやすい人の特徴

サザエさんシンドロームを解消するコツとは?

まとめ

 

 

サザエさんシンドロームとは?

サザエさんシンドローム(症候群)とは、日曜日の夕方から感じる憂鬱感や不安を指す言葉です。

多くの人が、日曜日の夜になると翌日から始まる仕事や学校のことを考え、気分が落ち込んだり、やる気を失ったりすることがあります。

こういった症状が出るタイミングが、毎週日曜日に放送されるアニメ『サザエさん』の終了時刻と重なることから「サザエさんシンドローム(症候群)」と呼ばれるようになりました。

サザエさんシンドローム(症候群)は「ブルーマンデー症候群」「月曜病」「サンデーブルー」などと呼ばれることもあり、以前から症状を訴える人は多くいましたが、近年は「サザエさんシンドローム(症候群)」という名称で周知されつつあります。

医療法人社団福寿会が行ったアンケートでは、サザエさんシンドローム(症候群)の症状について、以下のような結果が報告されています。

参考:サザエさん症候群とは?|医療法人社団福寿会梅田診療所より筆者作成

この調査結果からは、多くの年代の人が「サザエさんシンドローム(症候群)の症状を感じている」と回答しており、40代・50代よりも、20代・30代の若い年代の方が多いことがわかります。

特に30代は半数以上の人が「感じている」と回答があり、50代でも約4割の人がサザエさんシンドローム(症候群)の症状を感じているようです。

 

 

サザエさんシンドロームの主な症状

仕事(学校)に行きたくない…サザエさんシンドローム(症候群)では、日曜日の夜から感じる憂鬱感や不安が精神的・身体的な症状として現れることがあります。

いったいどんな症状を発症するのか、具体的な例を見ていきましょう。

 

精神的な症状


サザエさんシンドローム(症候群)は以下のような精神的症状を引き起こすことがあります。

  • 憂鬱感:仕事や学校に行くことへの強い嫌悪感・気分の落ち込み
  • 不安感:翌週のスケジュールや課題、職場や学校での人間関係に対する心配
  • やる気の低下:何をするにも意欲が湧かず無気力になる
  • 集中力の欠如:頭がぼんやりして考えがまとまりにくい

精神的な症状があまりにも長く続いてしまうと、適応障害や不安障害などと診断されることもあるので、注意が必要です。

 

身体的な症状


サザエさんシンドローム(症候群)が引き起こすのは、精神的な症状だけではありません。

  • 頭痛:精神的なストレスが原因で頭痛が発生することがある
  • 胃の不調:胃痛や消化不良など、ストレスが胃腸に影響を与える
  • 不眠:翌日への不安から、寝つけない、あるいは睡眠の質が低下する
  • 肩こりや疲労感:精神的な緊張が続くことで、身体がこわばり、疲労を感じやすくなる

他にも動悸・倦怠感・急に涙が出る・下痢などの症状が現れることも。

これらの症状は、個人によって異なる場合がありますが、サザエさんシンドローム(症候群)の多くの人に共通する症状だと言われています。

 

サザエさんシンドロームを引き起こす原因は?

 

サザエさんシンドローム(症候群)を引き起こす主な原因は、日曜日の夕方から翌日の仕事や学校のことを考えることで生じる不安やストレスだといわれています。

具体的にはどのような不安やストレスが原因となっているのでしょうか?

 

仕事・学校へのプレッシャー


週の始まりである月曜日に備えて、業務や学業・課題・人間関係に対するプレッシャーを感じることで、日曜日の夕方から憂鬱な気分になります。

 

仕事・学校に対する不満やストレス


仕事や学校に楽しみが見い出せない場合、特に職場や学校環境に対する不満・長時間労働・過剰な業務量・上司や同僚との関係が悪いなどの理由があると、仕事の始まりである月曜日が憂鬱に感じやすくなります。

 

気持ちの切り替えの難しさ


休日が終わることへの寂しさや、リラックスした時間が終わってしまうことに対する感情も原因になります。

楽しい時間が終わり、再び忙しい日常に戻ることへの抵抗感が強まることでストレスを感じるのです。

 

睡眠のリズムの乱れ


休日に夜更かしや寝坊をして、平日のリズムと異なる生活をしていると、日曜の夜にうまく寝付けず、翌日に疲労が残ることへの不安感が増します。

 

先延ばしにした課題や仕事


日曜日の段階で、翌日にやるべき課題や仕事を残していると、そのことが気がかりになり、プレッシャーを感じやすくなります。

以上、サザエさんシンドローム(症候群)を引き起こす原因は一つだけではなく、複数の原因が組み合わさることで、日曜日の夕方から精神的に不安定になることが考えられます。

 

 

サザエさんシンドロームになりやすい人の特徴

誰もが休み明けの仕事や学校は憂鬱に感じるものです。

ただし、サザエさんシンドローム(症候群)によって身体的・精神的な症状が現れやすい人には特徴があります。

どんな特徴を持った人がサザエさんシンドローム(症候群)を発症しやすいのか、いくつかの特徴をご紹介しましょう。

 

完璧主義者


自分に厳しく、仕事や学校で完璧を求める人は、月曜日からの業務や課題に対して強いプレッシャーを感じやすいです。

そのため、休日に十分にリラックスできず、日曜の夜に不安が募ることが見受けられます。

 

責任感が強い


責任感が強い人は、仕事や学業をおろそかにすることができず、次の週の業務や課題が気になってしまいます。

特に社会人は、仕事の締め切りや難しいタスクを抱えていると、休みの日でも頭から離れずにストレスが溜まりやすくなる傾向があります。

 

仕事や学校に不満がある


仕事や学校に不満がある人は、サザエさんシンドローム(症候群)になりやすい人です。

職場の人間関係が悪い・仕事の内容にやりがいを感じない・人間関係が円滑でないなどの要因があると、翌日からの業務や学業に対して強い嫌悪感を持ち、ストレスや不安を抱え込むことが多くなります。

 

ストレスに弱い


ストレス耐性が低い人や、日常的にストレスを感じやすい人は、注意が必要です。

週末の間も心からリラックスできず、日曜日の夕方には翌日のことを考えて憂鬱になる傾向があります。

 

生活リズムが不規則


休日に昼夜逆転した生活をしてしまう人は、平日に向けて体や心のリズムが整わず、日曜の夜に不安や憂鬱な気分になりやすくなります。

 

切り替えが苦手


仕事や学業とプライベートをうまく切り替えられない人は、休日でも仕事や学校のことを考えがちで、リラックスしきれません。

そのため、日曜日の夕方には再び現実に戻る不安感が強くなります。

 

将来に対して不安がある


将来に対して漠然とした不安を抱えている人や、仕事やキャリアの展望が不透明だと感じている人も、翌日からの生活に不安を感じやすく、サザエさんシンドロームの症状を引き起こしやすくなります。

 

 

サザエさんシンドロームを解消するコツとは?

精神的・身体的な不調をも招くサザエさんシンドローム(症候群)。

サザエさんシンドローム(症候群)を解消するには、どのようなことに取り組めば良いのでしょうか?

個々に状況は異なりますが、一般的な解消法をご紹介します。

 

原因を突き止める


自分がサザエさんシンドローム(症候群)を引き起こすことになった原因を突き止めてみましょう。

「行きたくない」「憂鬱になる」理由は何なのか、少し辛い作業ですが自分の中で原因を見つけてください。

サザエさんシンドローム(症候群)を引き起こしている原因によって対処法も異なります。

自分が何をすれば良いのかを見つけるためにも、原因は必ず突き止めることがおすすめです。

 

休日の過ごし方を見直す


サザエさんシンドローム(症候群)の症状を自覚している場合は、休日の過ごし方を見直すことが重要です。

  • 1日中ゴロゴロ寝ている
  • 前日は夜更かしをしてお昼過ぎまで寝ている
  • 食事をきちんと食べない

など不規則・ダラダラは禁物。

気分転換のためにも、いつも通りに起きて生活することを心がけてください。

 

休暇を取得する


一旦仕事から離れるために、休暇を取得するのも良いでしょう。

企業によってはリフレッシュ休暇などを設けているケースもあるため、許される範囲で休暇を取得して、好きなことを楽しんでみてください。

 

仕事のON・OFFを明確にする


仕事のON・OFFを明確にしましょう。

  • 休日は仕事の通知を受けない
  • 仕事を自宅に持ち込まない

など、物理的に線引きをする必要があります。

仕事とプライベートをきっちりと分けることで、気分の切り替えがしやすくなるはずです。

 

簡単なタスクから取り組む


月曜日の仕事は、簡単なタスクから取り組みましょう。

難易度の高いタスクを抱えているだけで、気持ちが重くなるのは当然のこと。

週の始めから難易度の高いタスクは避け、自分の基準を下げて仕事に取り組みましょう。

 

適切な第三者に相談する


信頼できる第三者に相談して見ることもおすすめです。

自分では気が付かなかったことを指摘してもらえたり、自分の気持ちを整理したりするきっかけになります。

 

転職を検討する


サザエさんシンドローム(症候群)の原因が職場にある場合は、転職を検討することも一つの方法です。

自分自身の改善策が見つからず、企業側に改善に取り組む姿勢が見られない場合は、転職エージェントやハローワークなどを利用し、転職を検討してみましょう。

職場を変えることで、好転する可能性も少なくありません。

 

 

まとめ

サザエさんシンドローム(症候群)は、誰もが感じる憂鬱や不安が顕著になった状態のこと。

大切なのは、自分がサザエさんシンドローム(症候群)を引き起こすきっかけになった原因を突き止めることです。

原因によって対処法も異なり、転職を検討する必要性も含まれています。

自分一人の転職が不安な場合は、転職エージェントを利用してみましょう。

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