ママ友とは、子育て中の母親同士が集まって情報や経験を共有し、助け合ったり、子供同士の遊びの機会を提供したりする友人のことです。
子育てという同じ環境の友人がいるということは、母親にとって大きな支えになります。
公園や児童館などで自然にできるママ友も多いですが、中には「ママ友がなかなかできない」と悩みを抱えている方がいるのも現状です。
そこでこの記事では、島根県に住む子育て中の方に向けて、島根県の実施する子育て支援を活かしたママ友サークルの魅力についてご紹介します。
これから島根県への移住を検討されている方、現在島根県で子育て中の方はぜひ参考にしてください。
島根県でママ友やサークルを探すには?
ママ友サークルは、住んでいる地域や自治体が行っている子育て支援などによって特徴があるものです。
島根県ではどのようにママ友サークルを探せばよいのか、3つの方法についてご紹介しましょう。
こっころ隊の利用
島根県ではみんなで子育て応援隊(こっころ隊)育成事業という子育て支援を行っています。
みんなで子育て応援隊(こっころ隊)は、子育て支援に取り組む子育てサロン・子育てサークル・NPO等の民間団体をを「こっころ隊」として登録している支援策。
令和5年(2023年)6月30日現在、259団体が登録しており、メンバーの数や主な活動場所、主な活動内容などがわかるようになっています。(詳しくはこちら!)
ホームページでは島根県の地域別に詳細が記載されているため、自分の住んでいる地域や希望に合わせたママ友サークル選びができるのがおすすめです。
子供会・PTAの利用
住んでいる地域の子供会や、通っている学校のPTAを利用することも一つの方法です。
子供会やPTAは子どもだけではなく、保護者同士のコミュニケーションの場でもあります。
- イベントや行事に参加する
- ボランティアや委員会に参加する
- 子供会やPTAの役員に立候補する
など、積極的に活動に関わることで、他の保護者の方とのコミュニケーションの輪ができ、その中から気の合ったママ友ができるというケースも少なくありません。
ジモティーの活用
ジモティーとは、地元の掲示板として知られるサービスで、不用品の販売や引き取りなどがメインで行われています。
近年ではイベントの開催告知や教室・スクール・サークルの募集なども行われており、活発な情報発信が行われていることが特徴です。
利用料は無料で、公式ホームページから都道府県を選択し、「メンバー募集」というカテゴリーを選択すれば検索が可能。
島根県でもママ友やサークルの募集などが行われています。
募集をしている人の地域や希望、年齢、応募条件などがわかるため、自分に合ったママ友探しができるでしょう。
『孤育て』にしない!ママ友サークルのメリットとは?
子育ては楽しいことばかりではありません。
わからないこと・不安なこと・悩んでしまうこと…たくさんの思いを抱えながら子育てをしていると、どうしても自分一人の世界に入り、ネガティブな状態しまいがちになります。
ママ友やママ友サークルは『子育て』を『孤育て』にしないメリットがたくさん!
主なメリットを3つご紹介しましょう。
子育ての悩みを共有できる
ママ友やママ友サークルの大きなメリットは、子育ての悩みや相談を共有できることです。
- 睡眠・生活リズム
- 食事・栄養面
- 教育・学校
- 兄弟(姉妹)との関係
- 子どもとのコミュニケーション
など、同じ状況で頑張っている人に話して、聞いてもらって、共感して…という時間は、かけがえのないものといえるでしょう。
たとえ答えが出なくても、一緒に悩んだり解決策を探したりすることは、子育て中のママの精神的な安定をもたらす時間でもあります。
情報収集ができる
地域の子育てに関する情報収集ができることもママ友サークルのメリットです。
幼稚園・保育園・学校など、自分だけではわからなかった情報が、ママ友のネットワークを通じて得られることがあります。
特に移住などで他の地域から引っ越してきた人にとっては、ママ友のネットワークは非常に重要です。
わからないことやその地域ならではの特徴などを教えてもらえることで、子育ての不安を解消することができるでしょう。
ママ自身の友達ができる
ママ友は子どもありきの友人ではありますが、中には本当に気の合う唯一無二の友人ができるケースも少なくありません。
子育ての間だけではなく、子育てが一段落しても友人として付き合える存在はとても大切です。
ママ自身の友達ができることも、ママ友サークルの大きなメリットといえます。
島根県への移住・子育て世帯への支援策
島根県は「子育てがしやすい」という理由で、移住先としても人気の高い県です。
具体的にどのような子育て支援を行っているのか、島根県独自の子育て支援策をご紹介しましょう。
しまね子育て応援パスポート事業
『しまね子育て応援パスポート事業』とは、別名『こっころパスポート事業』とも呼ばれる島根県独自の支援策です。
地域が一体となって子育て家庭を応援し、子育てしやすい環境をつくっていくために、協賛店等において子育てに関するサービス等を受けることができるというもの。
令和3年(2021年)度からは従来のカード型に加え、スマホアプリ化もスタート。
これまで1世帯に1枚としていた『こっころパスポート』をスマートフォン対応することで利便性の向上を目指しています。
しまね子育て応援企業
島根県では、仕事と子育ての両立が図られる職場環境づくりを推進するため、子育て中の従業員を積極的に応援する企業を、しまね子育て応援企業「こっころカンパニー」として認定する支援策を実施しています。
島根県は共働き世帯が多いのが特徴で、令和2年(2020年)の国税調査では都道府県別の共働き率は58.7%と全国3位になっています。
子育てをしながら働きやすい会社を作るという取り組みを、島根県は独自で実施しているのです。
しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業
『しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業』とは、安全で安心な子育て環境の整備や、高齢者等が安全で快適に暮らせるようバリアフリー化するための住宅リフォームを助成する事業のことです。
- 子育て配慮改修:子育て負担の軽減や、安全・安心な子育て環境を整備するための住宅リフォーム
- バリアフリー改修:高齢者等が安全で快適に暮らせるようバリアフリー化するための住宅リフォーム
の2種類があります。
子育て配慮改修・バリアフリー改修ともに一戸あたりの助成額の上限は250,000円。
助成の対象には条件がありますが、該当する家庭にとっては嬉しい支援策といえます。
みんなで子育て応援施設認定事業
『みんなで子育て応援施設認定事業』とは、お出かけの際に赤ちゃん連れの家族が利用できるトイレ・おむつ替えや授乳のためのスペースがある施設を登録する制度です。
愛称は『赤ちゃんほっとルーム』で、令和5年(2023年)3月31日現在、県内で476施設が登録しています。
登録施設は設備やエリアなどから検索が可能。
乳幼児連れの家族は誰でも無料で利用することができ、目印となるステッカーを施設の出入口や設備周辺などに掲示しています。
移住前にチェック!各市町村の子育て支援情報
島根県では県が主導して行っている子育て支援とは別に、各市町村単位で実施する子育て支援策もあります。
- 松江市:ママフレ
- 出雲市:子育てべんり帳
- 浜田市:浜田市子育て支援サイト
- 奥出雲町:町ごと子育て奥出雲 など
また島根県社会福祉協議会の発信する子育て支援活動情報や、サークル・相談窓口・公園・遊び場などの情報を発信しているこことも(しまね子育て応援サイト)なども利用が可能。
児童手当や幼児教育・保育の無償化など、国が実施している公的制度はもちろん、各自治体が独自で行う子育て・教育の支援策は非常に重要なポイントです。
島根県は子育て支援・教育支援はもちろん、移住に関する支援策も非常に充実していて、県を挙げてUターン・Iターン・Jターンを促進しています。
子育て世代の方にとっては、メリットの多い移住先として選択肢の一つになるでしょう。
まとめ
子育ては決して楽なことばかりではありません。
ただし、同じように大変な思いをしている仲間ができれば、助け合ったり励まし合ったりすることができます。
移住や引越しだけではなく、どうしてもこもりがちになってしまう子育て中のママは、ぜひ自分の希望や条件に合ったママ友サークルを探してみてください。
島根県は子育て支援策が充実しています。
さまざまな方法を紹介しましたので、取捨選択しながらママ友作りに活かしてみてください。
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