履歴書で採用担当に響く!自己PRの作り方〜営業職編〜

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営業職を目指すときに避けて通れないのが「履歴書の自己PR欄」ですよね。なぜここまで重視されるのでしょうか。
営業職は「数字で成果を出す力」「人との信頼関係を築く力」が求められる職種です。そのため、自己PRでこれらをどう表現できるかが合否を大きく左右します。
鳥取県、島根県を含め地方企業では一般的に、成果だけでなく「誠実さ」「地域に根付いて働き続ける姿勢」も重視される傾向があります。特に中小企業が多い地方では、長期的な雇用関係を前提とした“人柄”重視の採用を行う企業が少なくありません。
 


 

採用担当に響く!自己PRの3つの要素

実績や成果を数字で表す
営業職のPRでは、必ず「数字」で強みを裏付けることが大切です。たとえば「前年比120%の売上達成」「新規顧客を30社開拓」など、具体的な数値を示すと説得力が増します。

顧客との信頼関係構築力
営業は“売って終わり”ではありません。特に地方都市の中小企業では「長く取引を続けられる人材」が重宝されます。リピート率を高めた工夫や、お客様から感謝されたエピソードを盛り込むと良いでしょう。

地域理解・定着意欲
Uターン・Iターン希望者は「地域に腰を据えて働きたい」という意欲を必ず書きましょう。企業は「長く働いてくれるか」を気にしているため、地域に根ざした暮らしや仕事への関心をPRすることが効果的です。
 


 

自己PRの作り方ステップ

STEP1 自分の強みを整理する

まずは「自分の強み」を営業に直結する形で書き出しましょう。
例:提案力、課題解決力、フットワークの軽さなど。

STEP2 STAR法でエピソードを組み立てる

自己PRはSTAR法(Situation/Task/Action/Result)で整理すると、ストーリーが明確になります。
たとえば「新規顧客獲得に苦戦していた部署で(Situation)、営業方法を改善するタスクを任され(Task)、自ら顧客管理表を作成し訪問頻度を増やした(Action)、結果として新規契約が前年比150%に増加した(Result)」という流れです。

STEP3 端的かつインパクトのある書き出し

自己PRの冒頭は「私の強みは〜です」とシンプルにまとめましょう。長々とした前置きよりも、結論を先に示す方が採用担当に伝わりやすいです。
 


 

採用担当が困るNG例と改善法

▶「コミュニケーション力があります」など抽象的な表現だけで具体性がない。
採用担当は「どんな場面で発揮されたのか」を知りたいので、根拠がないと評価が難しくなります。

▶数字や成果が欠けている。
営業は結果が重視される職種なので、数値で裏付けがないと信ぴょう性に欠けてしまいます。

▶「とにかく結果を出します!」など地元企業の文化にそぐわない過剰アピール。
協調性や誠実さを重んじる企業では逆効果になることがあります。

 

改善方法の例

NG:「私は人と話すのが得意です」

  ▼

改善:「既存顧客への訪問を増やし、1年間で取引継続率を10%向上させました」

このように、数字と行動を盛り込むだけでPRがぐっと具体的になります。
 


 

営業職の自己PRサンプル文

●新卒向け
「学生時代に所属していたサークルで新入部員の勧誘を担当しました。説明会の方法を改善し、前年比150%の入部者数を達成しました。営業でも課題を分析し改善する姿勢で成果を上げたいと考えています。」

●中途転職者向け
「前職では法人営業を担当し、2年間で新規顧客を40社獲得しました。顧客との信頼関係を築くことを大切にし、継続取引率は90%を維持しました。地域に根ざした営業活動でも、長期的に信頼を得られるよう努めます。」

●Uターン・Iターン希望者向け
地元である島根に戻り、地域に根ざした営業活動を行いたいと考えています。東京での法人営業経験を活かし、地域の特産品を扱う企業で新規販路の開拓に貢献していきたいです。」
 


 

鳥取県・島根県の企業が注目するポイント

地方の中小企業では「誠実さ」「協調性」が特に評価されやすい傾向があります。

また、Uターン・Iターン希望者に対しては、各県が実施している移住支援金制度(東京圏からの移住者に最大100万円支給など)を活用することで、経済的な安心感を伝えられるのもポイントです。

鳥取県:移住支援金制度(とっとりビジネス人材移住支援事業)
島根県:移住支援金制度(わくわく島根生活実現支援事業)
 


 

まとめ

営業職の自己PRは「数字+信頼+地域性」がカギです。採用担当に響くPRを書くためには、自分の強みを具体的なエピソードとともに伝え、地域で長く働きたい意欲を示すことが重要です。これを意識することで、内定への可能性は大きく広がります。

また、自己PRは単なるスキルや経験の羅列ではなく、「なぜその経験を通じて成長できたのか」「これからどう活かしたいのか」まで書き込むことで説得力が増します。営業職は人との関わりが多い仕事だからこそ、成果を裏付ける数字と同時に、人柄や姿勢を伝えることがポイントです。

鳥取・島根で営業職を目指す方は、地域に根ざした働き方を意識し、支援制度や地元ならではの強みも取り入れてみてください。そうすることで、採用担当の心にしっかり響く自己PRにつながります!
 


 

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