鳥取県民のお財布事情★生活費や子育てにどのくらいかかる?

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鳥取県は観光地としてだけではなく、移住先としても人気のある県です。

鳥取市は『2020年版 住みたい田舎ベストランキング』で、子育て世代が住みたい田舎部門の第一位を獲得しました!

転職を伴う移住を検討されている場合、移住先の情報収集は非常に大切なポイントになります。

実際に住んだらどうなのか…仕事・家計・子育て事情などを知っておくことで「こんなはずじゃなかった」という事態を回避することができるでしょう。

そこでこの記事では鳥取県の生活に関するさまざまな情報をご紹介します。

鳥取県での生活を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

 

この記事の目次

 

 

鳥取県の生活や育児に関する特徴

都心部での生活と、地方での生活には大きな違いがあります。

もっとも違いを感じるのは住宅事情や育児の環境ではないでしょうか。

鳥取県の生活や育児に関する情報を3つピックアップしてご紹介しましょう。

 

広い家に住める


鳥取県が運営する公式サイト『とりネット』では、移住者に向けた鳥取の生活事情を発信しています。

そこで行われたアンケートの中には非常に興味深い結果が報告されています。

  • 鳥取県の1住宅当たりの持ち家の延べ面積は156.5㎡
  • 全国平均は122.3㎡
  • 156.5㎡は全国で8位

ちなみに東京都は90.7㎡・大阪府は101.6㎡です。

持ち家比率も69.8%と高い結果がみられ、都心部よりも広い家に住めるということがわかります。

 

児童(生徒)数に対する教員数が多い


子どもの教育環境は親にとって非常に重要です。

鳥取県は児童(生徒)数に対する教員数が多く、目の行き届いた教育が行われています。

  • 教員一人当たりの児童数(小学校):11.9人(東京都は17.8人)
  • 教員一人当たりの生徒数(中学校):10.8人(東京都は15.9人)

生徒数が少ないことはメリット・デメリット双方ありますが、丁寧な教育を行ってくれることは子どもにとってかけがえのない時間になるはずです。

 

待機児童数が少ない


驚くべきことに、鳥取県の待機児童数はゼロです。

全国平均は493人・東京都は7,814人となっており、保育園に入れなかったことが原因で育休復帰ができない人も多く存在します。

鳥取県は子育て支援に力を入れていて、県全体で積極的に取り組んでいることが特徴です。

待機児童の問題がないということは、仕事と家庭の両立・希望を持てる妊娠や出産に結びつきます。

参考:データ・ランキングで見るとっとり暮らし|とりネット(鳥取県公式サイト)

 

 

鳥取県の家計調査

鳥取に住む人のお財布事情はどうなのか…鳥取県が行った令和4年4月の家計調査をもとに、収入や支出に関してご紹介します。

 

消費支出


消費支出とは、一般的に生活費・家計費と呼ばれるもので、個人や家族が生活を維持するために行う支出のことです。

令和4年4月における鳥取市の消費支出は261,433円・全国平均は304,510円となっています。

全国平均よりも低い結果となっており、食費の支出が平均よりも10,000円以上低く、保健医療・交通・教育の支出も抑えられています。

 

実収入


実収入とは、一般に言われる税込み収入のことで、世帯員全員の現金収入を合計した金額のことです。

令和4年4月の鳥取市の実収入は504,361円・全国平均は539,738円となっています。

全国平均よりも低い額面となっていますが、消費支出が抑えられているという点から考慮すると、生活レベルが大きく異なるということではありません。

参考サイト:家計調査(鳥取市):令和4年4月統計課|とりネット(鳥取県公式サイト)

 

 

鳥取県のおうち事情

鳥取県の生活と都心部の生活を比較する際に、もっとも異なるのがお家事情です。

鳥取県へ移住をされる方は、どのくらい住居に費用がかかるのか、情報収集をしておくことがポイントになります。

 

賃貸の家賃相場は?


Uターン以外で鳥取県に移住を検討している場合、住宅を確保する必要があります。

鳥取県に家族で移住する場合は、マンション・アパートではなく一戸建てを検討される方も多いでしょう。

鳥取県内の一戸建て(3LDK~)の家賃相場は以下のようになっています。

  • 米子市:73,000円
  • 倉吉市:61,000円
  • 鳥取市:58,000円
  • 岩美郡:58,000円
  • 八頭郡:57,000円
  • 東伯郡:54,000円

参考:鳥取県の市区郡から賃貸家賃相場を調べる|【SUUMO】

東京23区で一番安い相場の墨田区で176,000円です。

先に紹介したように、広い家に住めるというメリットが裏付けられていることがわかります。

 

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2人以上世帯の支出平均値は?


鳥取市における2人以上世帯の支出平均値を、不動産・住宅情報サイト【LIFULL HOME’S/ライフルホームズ】の調査をもとにご紹介します。

  • 1世帯当たりの年間平均支出額:3,370,000円
  • 住居費:202,000円
  • 交通費:530,000円
  • 食費:928,000円

鳥取市の特徴は住居費が抑えられているものの、交通費の占める割合が大きいということです。

鳥取県では移動手段として車は必須で、一人一台必要といっても過言ではありません。

ガソリン代・保険代・税金などの維持費がかかることを理解しておきましょう。

参考:鳥取県 鳥取市の家計(年収・支出)データ|住まいインデックス

 

 

鳥取県独自の支援策を知る

鳥取県では子育てや移住に力を入れており、独自の支援策を多く打ち出しています。

メインとなっている2つの施策をご紹介しましょう。

 

子育て支援策『子育て王国とっとり』


鳥取県では平成22年から『子育て大国とっとり』を立ち上げ、平成26年には『子育て大国とっとり条例』を制定しています。

子育て大国とっとりの公式サイトでは、子育てに関する様々な情報を発信し、Facebook・Twitter・InstagramなどのSNSも活用することで幅広い年代の方向けにサポートを実施しています。

また鳥取県には子育て・人財局 子育て王国課が設置され、いかに鳥取県が子育てに積極的に取り組んでいるのかがわかりますね。

 

鳥取に関する情報バンク『鳥取来楽暮』


移住の受け入れに積極的な鳥取県は、移住者向けの専用サイト『鳥取来楽暮(とっとりこらぼ)』を開設しています。

  • 鳥取での仕事や住居探し
  • イベントの告知
  • 地域の特徴
  • 先輩移住者のインタビュー

など、移住希望者が知りたいと思う情報を発信しているサイトです。

鳥取県以外の場所での相談会なども実施しているので、移住希望者の方は利用すべきメリットがたくさんあります。

 

 

まとめ

鳥取県が移住先として人気があるのは、県全体で子育て支援をしているところや、住環境の豊かさにあるといって良いでしょう。

鳥取県ではさまざまな方法で多くの情報を発信しています。

興味のある方はぜひ公式サイトやSNSをチェックしてみてくださいね。

 

 

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