求人数が増えるタイミングはいつ?転職に有利な時期を見極めよう

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転職サイトや求人情報は1年を通していつでも目にしますが、実際の求人数は時期によって異なることをご存知でしょうか?

求人数の増減には企業側の理由があり、転職のタイミングを計る一つの指標になります。

この記事では、求人数の増減の理由や時期をご紹介し、転職のタイミングを見極めるポイントについてご紹介しますので、これから転職を検討される方はぜひ参考にしてください。

 

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この記事の目次

 

 

求人数に関するデータ

求人数に関するデータについては、厚生労働省の発表した『一般職業紹介状況(令和6年6月分)について』で以下のように報告されています。

引用:一般職業紹介状況(令和6年6月分)について|厚生労働省

令和5年6月から令和6年6月にかけては、大きな変動は見られませんが、月間有効求職者数に差異のあることがわかります。

これを産業別にみると、製造業(14.6%減)、生活関連サービス業,娯楽業(13.7%減)、建設業(12.8%減)、教育,学習支援業(11.5%減)、サービス業(他に分類されないもの)(10.4%減)などで減少となりました。

都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、就業地別では、最高は福井県の1.85倍、最低は大阪府の1.02倍、受理地別では、最高は東京都の1.82倍、最低は神奈川県の0.93倍となりました。

引用:一般職業紹介状況(令和6年6月分)について|厚生労働省

また、産業・就業地によっても差異があり、求人数にはさまざまな要因が含まれていることがわかるデータといえるでしょう。

 

企業が求人を出す理由


企業が求人を出す理由はいくつかあります。

  • 退職した社員の人員補充
  • 定年退職者の増加による人員補充
  • 事業の拡大による人員補充
  • 新卒採用が思うようにいかなかった場合の人員補充

一般的には新卒の入社する4月は新規採用になりますが、それ以外は中途採用です。

理由によって求められるスキルや年代が異なりますが、企業がどんな時に求人を出すのかを知っておくことで、転職のタイミングの指標になります。

 

 

求人数が増えるタイミングと理由を知る

企業の採用事情によって、年間を通してみると求人数には増減があります。

どの時期に求人数が増えるのか、その理由はどんなことなのかをご紹介しましょう。

 

2月~3月


毎年2月~3月は1年でもっとも求人数が増える時期です。

  • 新年度を控えるための人員の補充
  • 年末退社や3月末退職者の補充
  • 人事異動予定による役職者の補充
  • 採用予算を使い切りたい

などの理由が考えられます。

多くの企業では、新年度に向けての体制を1月くらいから立案し、2月~3月にかけて必要な人員やポスト(役職者)などを把握することが一般的です。

そのため、2月~3月は求人数が増える時期になります。

 

6月


意外かもしれませんが、年間を通して6月も求人数が増える時期です。

4月に新卒者が入社して6月頃になると対応が一段落します。

中には早期退職者が出ることもあり、1月~3月の時期に新規採用の求人を出せなかった企業が動くケースも。

組織編成のバランスが整う時期に、不足している人員を補充することが考えられます。

 

8月~10月


8月~10月は、下期にむけての人員確保に企業が動く時期です。

2月~3月ほどではないにしろ、夏の賞与時期に退職する社員もいるため、人員の補充を行いたいと考える企業が増えます。

また留学生や大学院生など、秋に卒業する人材を確保したいと動くケースもあるため、8月のお盆明けから10月にかけては、採用活動が活発になり、求人数が増える傾向があります。

 

 

求人数が減る時期はある?

1年を通して、求人数が減る時期があることも事実です。

どんなタイミングで求人数が減るのか、主に考えられる2つの時期をご紹介しましょう。

 

大型連休前後


5月のゴールデンウィーク(大型連休)前後は、一旦求人数が停滞します。

企業が長い連休に入ることだけではなく、連休が稼ぎ時の企業や店舗は、照準を合わせて既に人員の補強をしているからです。

短期のアルバイトなどは募集がありますが、正社員の仕事を探す時期としては、大型連休前後は避けた方が良いでしょう。

 

年末年始


大型連休と同じく、年末年始も企業は完全に休みモードに入ります。

実際に求人数が動き出すのは1月に入ってからのことが多く、年末年始に転職活動を行っても対応できない企業が多いので、年末年始は求人数が少なくなる時期として転職活動を避けた方が無難です。

 

 

求人数の増減は転職活動に影響する?

求人数の増減は、実際の転職活動に影響するのでしょうか?

どんなポイントに着目すべきなのかをご紹介します。

 

採用活動の理由を見極める


企業が求人を出す理由については前項でご紹介しましたが、自分の転職希望時期に出されている採用活動の理由を見極めることが肝心です。

キャリアやスキルを重視しているのか、未経験でもポテンシャルを求めているのかなど、自分の状況に合った採用活動かどうかを知らなければいけません。

採用活動の理由が異なる場合は、いくら求人数が多くても内定を得ることは難しくなります。

どのタイミングでどんな求人が出されるのかを読み解くことが第一歩といえるでしょう。

 

求人数の多いときと少ないときの違い


一般的に、求人数が多いときは選択肢も増え、自分に合った企業を見つけやすいというメリットがあります。

求人数が多ければポテンシャル採用やキャリアチェンジもしやすいですが、転職に対する条件を明確に定めないと、転職後にミスマッチを生むリスクも。

求人数が少ない時期は、内定獲得の難易度が上がることが一般的です。

しかし、求人数の少ない時期に募集を出している企業は、体力のある企業という見方もあります。

どちらの場合でも、自分の転職に対する軸をしっかりと定めて、求人を出している企業を見極める力が求められるでしょう。

 

 

転職時期を決める3つのポイントとは?

転職時期は、求人数の増減だけではなく、下記の3つのポイントを踏まえた上で検討することが大切です。

転職時期を決める3つのポイントについてご紹介しましょう。

 

年齢


現在の年齢は転職時期を決める大きなポイントです。

特に未経験の業界や職種への転職を希望する場合は、年齢的にも早めに動く方が有利といえます。

育成することを前提としている場合、企業が年齢的に難色を示すことも少なくありません。

目安の年齢は業界や職種によって異なりますが、転職活動は年齢が上がるにつれてハードルも上がることを覚えておきましょう。

 

勤続年数


あまりにも短い勤続年数で転職を繰り返している場合は、転職時期を再検討することも必要です。

短い期間での転職は、応募先企業の選考で不利になることもあります。

最低でも2年勤務することで印象が変わると言われているため、勤続年数が短い場合は性急な転職活動は控えた方が良いでしょう。

 

経済面


転職時期を検討する際は、経済面の影響も考える必要があります。

ボーナス支給や退職金の有無、失業手当の給付期間などは、個々で違うもの。

自分が経済面でより有利になる時期をきちんと計算し、損をしない時期を見極めることが大切です。

 

 

転職時期に悩んだらエージェントを利用しよう

転職時期の見極めは、転職に慣れていない人にとって難しいものです。

自分では判断がつかないという場合は、ぜひ転職エージェントを利用してみましょう。

 

転職エージェントとは?

転職エージェントとは、求職者の転職活動をサポートする専門のサービスのことです。

転職エージェントは、求職者が新しい仕事を見つけるお手伝いをすることはもちろん、企業が適切な人材を採用する支援も行います。

求職者に対するサービス内容は以下の通りです。

●キャリアカウンセリング

求職者と面談を行い、これまでのキャリア、スキル、希望する職種や勤務地、年収などを詳しくヒアリングします。

●求人紹介

求職者の希望と適性に基づいて、最適な求人を紹介します。

●応募書類の添削

履歴書や職務経歴書の書き方をアドバイスし、応募書類の添削を行います。

●面接対策

企業ごとの面接の傾向や質問内容を提供し、模擬面接を行うなどして面接対策を行います。面接時のマナーや自己PRの仕方についてもアドバイスします。

●年収・条件交渉

求職者に代わって年収や勤務条件の交渉を行います。求職者が希望する条件を企業に伝え、双方にとって最適な条件での合意を目指します。

●入社後のフォロー

入社後もフォローを行い、職種が新しい職場に満足して適応できるようサポートします。

 

転職エージェントのサービスは、無料で利用できるケースが多いので、転職を検討するのであればいくつかのエージェントに登録することをおすすめします。

 

転職エージェントのメリット・デメリット


転職エージェントにはメリット・デメリット双方があり、理解した上で利用することがポイントになります。

【転職エージェントのメリット】

  • 企業の内情など求人情報だけではわからない情報を得られる
  • 自分の希望条件にマッチした求人を探してくれる
  • 面接対策・書類添削をしてくれる
  • 非公開の求人に応募できる
  • 条件交渉などを依頼できる

 

【転職エージェントのデメリット】

  • 自分のペースで転職活動を進めづらい
  • エージェントが紹介する求人に偏りがある
  • キャリアアドバイザーとの相性の見極めが難しい
  • 自分の希望業界に知見がないキャリアアドバイザーも存在する

転職エージェントは複数存在します。

それぞれ特化した業界や得意とする求職者が異なるため、あらかじめエージェントの特徴を知り、自分に合ったエージェントを探すことがポイントです。

 

転職エージェントの利用をおすすめしたい人


転職エージェントの利用をおすすめしたい人は、以下のような特徴を持った人です。

  • 転職経験の少ない人
  • 自分のキャリアやスキルに自信がない人
  • 転職活動の手間を省きたい人
  • 年収や条件の交渉が苦手な人

転職経験が少なく、何から始めれば良いのかわからないという人にとって、エージェントのサポートは非常に有効です。

専任のキャリアアドバイザーが適切なキャリアカウンセリングを行い、適性に合った求人を紹介してくれます。

また、自分で年収や勤務条件の交渉をするのが苦手な人にとって、エージェントが代わりに交渉してくれるのは大きなメリットといえるでしょう。

 

 

まとめ

求人数が転職活動に影響を与える可能性はあります。

しかし、求人数だけにとらわれるのではなく、まずは自己分析をしっかりと行い、転職に対する条件や希望を明確にすることが大切です。

企業には求人を出す理由があり、求人を出す時期によって求めている人材も異なります。

情報収集や自己分析に不安があるという方は、ぜひ転職エージェントを活用してみてください。

転職経験の少ない人や、自分の転職理由が正当かどうかわからないという人は、就職・転職エージェントを利用しましょう。

 

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