日々の仕事の中で感じる悩みや課題は、誰もが一度は経験するものです。
『努力はしたけれど解決しない!』というとき、転職することで悩みを解決したいと考えることはないでしょうか?
仕事の悩みには、転職が有効な解決策になる場合と、そうでないものがあります。
この記事では『転職したけど悩みが解決しなかった…』と後悔しないためのポイントを中心に、転職で解決するのはどんな悩みなのかなどをくわしく解説します。
転職で解決できる仕事の悩み
仕事には悩みがつきものですが、どんな悩みなら転職で解決するのでしょう?
転職に成功することで解決される悩みを、5つピックアップします。
あなたに該当する悩みはありますか?
①給料
給料の問題は転職で解決することが可能です。
- 仕事内容と給料が合わない ⇒ 正当に評価されていないかも?
- 給与の金額が契約時と異なる ⇒ それってブラック企業かも?
給料の額面だけではなく、自分の仕事内容を冷静に見て、周囲の相場よりあまりにも低いということなら、好条件の会社に転職することで悩みは解決します。
まずは雇用契約書・就業規定などを確認してみましょう。
資格の取得や勤続年数などで昇給や手当がもらえる場合もあります。
自分のもらっている給料が不当であれば、転職を検討する十分な動機になりますよ!
②特定の人間関係
どの職場にもいます…ニガテな人。
『自分が嫌い』とか『気にいらない』という理由ではなく、周囲に毒をまき散らすタイプの人との関係に困った場合は、転職で環境を変えることが可能です。
ただし、この場合は自分自身に落ち度がないかを見つめ直すことも大切になります。
- 何度も仕事を教えたのに覚える気がない
- 職場での協調性に欠ける
- 社会人としての常識がない
なんて周囲の人に思われていたとしたら、それは自分自身に改めるべきところがあるということかもしれません。
自分と同じように周囲の人も迷惑している・冷静に判断して相手の人格に問題があるという場合は、思い切って転職で環境を変えるのも良いでしょう。
③労働時間
労働時間が不当に長い・サービス残業を強いられているなどという場合は、会社が悪いので、転職を検討するべきでしょう。
やむを得ない状況で残業しなければいけないというのは、どの仕事にもあること。
ただしこれが常に続いているというのであれば、ブラック企業といっても良いかもしれません。
働き方改革などで、労働環境を見直す企業が増えています。
悪しき慣習を引きずっている状況であれば、転職することで悩みを解決できる可能性が大きいです。
④仕事内容
自分の仕事内容に納得がいかない、という悩みを持っている方も少なくありません。
- 同じ職種なのに周囲と明らかに仕事内容が違う
- 入社時の契約と全く違う内容の仕事をさせられている
などという場合は、転職を検討するチャンスです。
異動で業務内容が変わったというのは仕方ありませんが、それでも仕事内容が納得できない!と感じるのであれば、やりたい仕事を募集している会社にチャレンジしてみましょう。
⑤ハラスメント等の緊急事案
ハラスメントを受けている場合は、すぐにでも転職を検討するべきです。
会社に相談窓口があったり、労働組合がしっかりしていたりすれば良いのですが、ハラスメントは大企業ばかりで起こることではありません。
少人数の小さな会社でも起こっていることもあります。
闘う気力を持つことも大切ですが、あまり無理をせず、転職という選択肢をとることも良い方法といえるでしょう。
転職では解決できない仕事の悩み
転職さえすればこの悩みも解決するかも…と思っていても、転職では解決できない悩みもあります。
どんな悩みが解決しないのか、5つの事例を見てみましょう。
①仕事がつまらない
仕事がつまらないから転職する…というのは、本来の転職の目的とは違います。
仕事をつまらないかどうかを判断するのは自分なので、どこにいってもつまらないと感じる思考回路を持っていたら、転職しても何も変わりません。
何でつまらないと思うのか、他に向いている仕事は何なのか、自分にできることを一生懸命やっているかなど、自問自答をしっかりと行ってください。
②やりがいがない
やりがいがないから転職する…これも少々目的から外れてしまったケースです。
「やりがい」とは何でしょうか?
やりがいは人それぞれの価値観によって決まるので、計る物差しはありません。
自分はどんなことでやりがいを感じることができるのか、を理解することが必要です。
きちんと自己分析をした上で転職するのであれば良いですが、ただ単にやりがいがないから…といって辞めたとしても、転職先で同じことになる可能性が大きくなってしまいます。
③人間関係
特定の人間関係ではなく、周囲とうまく付き合えないから転職をしても、悩みが解決することにはなりません。
理由は、自分にも原因がある…かもしれません。
- もともとコミュニケーションが苦手 ⇒ コミュニケーションが最低限な仕事に就くべき
- 人付き合いが苦手 ⇒ 努力してもダメなら『一人』を受け入れてみる
など、コミュニケーションが苦手という人は少なくありません。
最低限のコミュニケーションでも疲れてしまう・ストレスが溜まるというのであれば、それは周囲のせいではなく、自分の性格・性質が原因だから。
もともと人付き合いが好きじゃないという人が、何度転職をしても同じような悩みを持ち続ける、というのはよくある話です。
④労働条件
労働条件が気に入らないという悩みも、転職で解決できるものとは違います。
労働条件というのは、入社する時点で雇用契約書に記載されていることが多く、変更がある場合は会社側から通達があるべきものです。
この契約書は、両者が納得したという意味合いを持つものなので、自分も納得して入社したとみなされてしまいます。
よほど理不尽な変更でない限り、会社側としては当たり前のことです。
どこにいっても起こり得ることなので、転職で解決できる悩みではありません。
⑤希望の部署で働けない
希望の部署で働けないから転職する…転職先の企業で、希望の部署に配属される確約はありますか?
人事異動はどの会社にもありますし、全員が自分の希望した部署で働いているわけではないからです。
会社側の事情だってあります。
会社員である限り、社員一人ひとりの希望を全て叶えることは不可能です。
希望の企業ならまだわかりますが、希望の部署というのは転職で必ずしも解決しないこともあるでしょう。
転職で仕事の悩みを解決するためのポイント
転職で仕事の悩みを解決するには、転職自体を成功させなければいけません。
今ある悩みをうまく解決できる転職にするために、押さえておきたいポイントを4つご紹介します。
逃げで転職をしない
まずは逃げ=現実逃避で転職をしないことです。
嫌なこと・嫌な人・嫌な環境から逃げるだけの転職は、絶対に成功しません。
なぜなら、自分が全く変わっていないから。
悪いことを全て他人のせいにした転職は、何度も繰り返すことにつながります。
自分の市場価値を知る
自分にはどの程度の市場価値があるのかを知りましょう。
自分の市場価値が分かれば、今の会社の待遇や環境が本当にダメなのか、転職先はどんな会社にするべきかが見えてきます。
市場価値が低ければ、高くなるような努力をしなければいけません。
資格を取る・経験を積む・スキルアップをするなど、自分にできる方法で市場価値を上げていくように心がけてみてください。
情報収集を徹底的に行う
応募する企業の情報収集を徹底的に行うことも大事なポイントです!
自分の抱えている悩みが本当に解決するのか、会社として不審な点はないかなど、できる限りの情報収集を行ってください。
悩みを抱えているときは、隣の芝生が青く見えてしまうものです。
こんなはずじゃなかった…というミスマッチが起こる転職にならないように準備を行いましょう。
環境を変える勇気をもつ
どんな大変な状況でも、環境を変えることに人間は抵抗を感じます。
でも、転職で解決できる悩みなのであれば、環境を変える勇気を持ちましょう!
面倒臭さや不安を感じるのは当然のこと…みんな同じです。
勇気をもって一歩を踏み出すことで、今までの悩みが解決する糸口が見つかるはずです。
まとめ
仕事の悩みは、転職で解決できるものとできないものがあります。
悩みが大きければ大きいほど、逃げ出したくなったり、不安になったりしますが、勇気をもって一歩を踏み出すことが大切です。
転職は前向きに挑戦してこそ、成功します。
悩みを解決してスキルアップをするためにも、情報収集を行い、きちんと準備をしてください。
転職に成功することで未来は明るくなります。頑張りましょう!
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