転職活動はマルチタスクで行わなくてはいけません。
転職に慣れていない人はなおさら、多くのポイントをきちんとチェックしながら進める必要があります。
この記事では転職に失敗しないために、必ずチェックしたいポイントを10項目ピックアップして解説します。
転職活動を検討している方、活動中でも不安な方は、ぜひ参考にしてください。
転職活動の基礎的なチェックポイント
転職活動をこれから始めようとする段階でのチェックポイントは4つあります。
基礎的な部分ですので、必ずチェックするようにしましょう。
①自分の市場価値を理解できているか
自分の市場価値は正しく理解できているでしょうか?
市場価値とは、文字通り市場(転職)における自分の価値のことです。
- スキル
- 経験
- 専門性
- 実績
などで決まります。
一般的にはスキル・経験があり、専門性が高く、実績を持つ人の方が市場価値は高くなりますが、需要と供給のバランスにも注意しなくてはいけません。
自分自身を棚卸しして、客観的に市場価値を理解することから始めましょう。
②企業選びの方法は間違っていないか
企業選びの方法は間違っていませんか?
企業選びを行う際には、徹底した情報収集を行いましょう。
インターネットで検索をすると、口コミや企業情報などが収集できます。
万が一、何の情報も提供していない会社であれば、要注意!
あまりにも高待遇の条件だったり、常に求人が募集されていたりするようであれば、転職先として相応しくない企業の可能性があります。
③在職中に転職活動を行っているか
転職活動は、差し支えない程度に在職中に行うようにしましょう。
(※忙しすぎて転職活動ができない…という場合には、半年ほど生活ができる貯えをしておくことが望ましいと言われています)
確かに退職をしてからの方が時間を確保できるため、転職活動に専念できるメリットはありますが、ブランクを作ってしまうことで生まれるデメリットの方が大きいです。
資格取得・留学など、転職に活かせる事情以外であれば、できる限り在職中に転職活動を行いましょう。
④周囲に転職の意向を言いすぎていないか
「転職したい」「辞めたい」「転職活動をしている」など、現在の職場の人に言いすぎていませんか?
転職は本人の自由ですので、問題はありません。
しかし、あまりにも転職するという意思を表現しすぎてしまうと、周囲の人に「この人は辞めるんだ」という認識を植え付けてしまうことになります。
万が一転職せずに今の職場に残るという選択をした場合、以前よりも仕事がしづらくなるのは当然で、重要なポストを外されたり、閑職に追い込まれたりする可能性も考えられるでしょう。
転職の意向を伝えるのは、直属の上司のみでOKです。
転職活動にある程度目途が立ってから伝えるようにすることがポイントになります。
転職活動中のチェックポイント
転職活動を開始した段階でのチェックポイントは3つあります。
転職の成功を目指すためにも、必ずチェックしたい項目をご紹介しましょう。
⑤求人内容と実態に相違はないか
求人内容と企業の実態に相違がないかを確認する必要があります。
面接時に実際応募先の企業へ行ってみたときに、違和感を覚えることはありませんか?
- 求人票に書かれていた内容と担当者から言われた内容が違う
- 利益が出ている会社のはずなのに社屋や備品が汚い(古い)
- 受付・担当者の感じがすこぶる悪い
「何となく違う」と思った場合は、一旦立ち止まる勇気を持ちましょう。
ブラック企業へ転職してしまう可能性があります。
⑥必要な資格・スキルは十分か
応募する求人の条件に合致していることも必ずチェックしてください。
業界によっては資格やスキルがなければ仕事ができないという職種もあります。
例えば、トラックドライバーの募集に、普通車のAT限定しか免許を持っていない人が応募したという話がありますが、条件が満たされていない場合は採用されません。
就きたい仕事の資格やスキルが不足している場合は、転職を焦らず資格取得などを優先させることも選択肢となります。
⑦無理なスケジュールになっていないか
転職活動のスケジュールが無理なものになっていませんか?
- 複数の企業に応募してしまって面接が毎日入っている
- 書類作成する時間がない
- 現職が多忙で休みが取れない
などという場合は、スケジュール調整が必要です。
焦る気持ちは理解できますが、無理なスケジュールを組むことは絶対にやめましょう。
退職までのチェックポイント
転職活動も終盤…退職までのチェックポイントは3つです。
最終段階でつまずくことのないように、きちんと確認してください。
⑧引継ぎの準備はできているか
引継ぎの準備はできていますか?
後任担当者への伝達、取引先への挨拶、関係部署への連絡・引継ぎ資料の作成など、退職に伴う準備は意外と多いものです。
引継ぎをきちんとできないまま退職してしまうと、会社や元同僚に大きな迷惑をかけることになり、社会人としての信用を失ってしまいます。
自分が退職しても支障がないよう、周到な準備を行ってください。
⑨退職の意向を規定の期間に沿って伝えているか
退職申し出の意向は、就業規則で定められた期間に沿って伝えていますか?
多くの企業では、業務内容や人員調整のために、退職の意向を伝えるのは30日前と就業規則で規定されていることがあります。
自分の会社の規定をきちんと確認せずに転職活動を進めてしまうと、次の企業に内定したのに退職できないという事態になってしまうので、十分注意しましょう。
⑩ブランクがある場合は年金や健康保険の手続きが必要
退職までに転職先が決まらなかった場合、年金や健康保険の手続きが必要になります。
年金は、厚生年金から国民年金への切り替えの手続き。
健康保険は
- 国民健康保険への加入
- 健康保険の任意継続
- 家族の扶養に入る
の中から選択し、こちらも手続きが必要になります。
やむを得ずブランクが生まれてしまう場合は、自分でしなければいけない手続きがあることを覚えておきましょう。
まとめ
転職には忘れてはいけないチェックポイントがあります。
今回ご紹介した10のチェックポイントは、基礎的なもので、業種や職種によってはさらにチェックポイントが多くなることもあります。
1つ1つをきちんと理解し、自分が何をしなければいけないのか、何をし忘れているのかを判断する材料にしてください。
転職活動は時間のかかるものですが、着実に進めていくことで、自分の理想により近い成功を手にすることができるでしょう。
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