子育てには悩みや不安がつきものです。
子育て支援センターは、子育ての悩みや不安を相談できる場所として、全国各地に設置されています。
鳥取県は移住先として人気のある県ですが、家族で移住した場合、周囲に親戚や知人がいないことで、子育ての孤独感を高めてしまうことが考えられます。
ママ友が欲しい・育児の相談がしたいなど、子育て支援センターはさまざまな目的で利用できる施設です。
この記事では鳥取県の子育て支援センターに関する情報をご紹介します。
子育て中の方はぜひ参考にしてください。
子育て支援センターとは
子育て支援センターは、子育て家庭や子どもを持つ親のために設けられた施設で、子育てに関する情報やサポートを提供する場所です。
子育て支援センターを利用する前に、どんな役割やサービスを提供しているのか、基礎的な情報をご紹介します。
子育て支援センターの役割
子育て支援センターは、子育て家庭や親を支援し、子どもの健全な成長と家庭環境の向上を促進するための役割を果たします。
- 育児相談
- 交流の場の提供
- 子育てサークルの支援
- 一時保育（※実施していない施設もあり）
などが子育て支援センターの役割として掲げられているものです。
子育て支援センターで受けられるサービス
子育て支援センターで受けられるサービスには、主に下記のようなものがあります。
①情報提供
子育て支援センターは、親や保護者に対して育児に関する情報を提供します。
子どもの発達段階・健康管理・育児テクニック・教育に関する情報を得ることが可能です。
また、親や保護者が必要な情報を受け取り、子どもの成長に関する知識を深める手助けを行います。
②育児クラス・ワークショップ
子育て支援センターは、親と子どもが一緒に参加できる育児クラスやワークショップを開催することがあります。
このプログラムは、親子の絆を強化し、親と子どものスキルや共感力を向上させるため行われます。
③社会的交流の支援
子育て支援センターは、親や子どもが他の親や子どもと交流し、友達を作る機会を提供します。
社交的なスキルを向上させ、親や子供がコミュニティに結びつく手助けを行うことが目的です。
④子育てに関するサポート・アドバイス
子育て支援センターは、親や保護者が育児に関する質問や悩みを相談できる場所です。
専門家やスタッフが育児相談を受け付け、アドバイスや指導を提供します。
育児に関連するストレスや問題への対処策も提供することもあります。
⑤早期発見と介入
子育て支援センターは、子どもの健康や発達に関する早期情報収集の場所でもあります。
早期に問題が発見された場合は、適切な支援への誘導が行われることがあります。
子育て支援センターの利用方法
子育て支援センターは、地域や施設ごとに利用方法が異なります。
しかし一般的には、０歳児から小学校就学前までの子どもと、その親・保護者が対象です。
利用料金は原則として無料ですが、有料のサービスなども提供されています。
登録・予約は不要のケースが多く、開館時間であればいつでもお住いの市区町村のセンターを利用することが可能。
地域によっては『○○ひろば』『○○ルーム』『子育て支援室』などと呼ばれていることもあります。
鳥取県にある子育て支援センター一覧表
鳥取県には東部・中部・西部の３つのエリアに分けて子育て支援センターが設置されています。
お住いの地域にどんな支援センターがあるのか、一覧表でご紹介します。
東部地域
中部地域
西部地域
こんな人はぜひ！子育て支援センターの利用をおすすめしたいケース
子育て支援センターは誰もが利用できる施設ですが『特にこんな人におすすめしたい！』というケースがあります。
５つのケースに当てはまる人は、ぜひ子育て支援センターのサービスを利用してみてください。
転居や移住などで近所に知り合いがいない人
鳥取県は移住先として人気の高い県です。
転居や移住などで近所に親戚や知人のいない人は、ぜひ子育て支援センターを利用してください。
子育て支援センターには同じ地域に住む子どもや保護者がたくさんいます。
普段知り合えない人とお友達になれることで悩みを相談したり、一緒に子どもを遊ばせたりすることができるのは、子育て支援センターのメリットです。
またパートナーが多忙で、ワンオペ育児になってしまっている人も、子育て支援センターを利用することで、子育ての不安や悩みを聞いてくれる専門家とつながることができます。
子育てに関する相談をしたい人
子育ては不安・悩み・迷いの連続です。
特に子どもが幼い時期は、わからないことも多く、サポートが必要なケースも少なくありません。
子育て支援センターは、子育てに関する専門家が在籍しています。
自分では答えが出なかったことも、専門家に相談することで解決することなどもあるかもしれません。
『子育てに関する悩みがあるけどどこに相談すれば良いのかわからない』という人は、ぜひ子育て支援センターを利用してください。
同じ年代の子どもを持つ人と仲良くなりたい人
結婚・出産をすると、自分を取り巻く友人が変化することがあります。
子ども同士仲が良い・同じ年代で悩みが共通しているなど、子どもをきっかけとしたお付き合いが増えてくるのです。
子育て支援センターには、同じ年代の子どもを持つ親・保護者がいます。
ママ友を作りたいと思っていても、なかなかきっかけがつかめないという場合は、子育て支援センターで交流の場を設けてみましょう。
子育て支援センターは、子育てサークルの支援なども行っていますので、相談してみることをおすすめします。
子どもを思い切り遊ばせたい人
子育て支援センターには、子どもが遊べるおもちゃや遊具がたくさんあります。
家にあるおもちゃに飽きてしまった場合などは、子育て支援センターでたくさんのおもちゃで思いきり遊ぶことができます。
また住宅事情によって家の中では騒音が気になる…という方も、天気や騒音を気にせずにすむ子どもの遊び場として活用することが可能です。
どんなおもちゃに興味があるのかわからない小さなお子さんでも、いろいろ試せるメリットがあります。
子育て支援センターを利用するときの注意事項
子育て支援センターを利用するときには、注意しなければいけないことがあります。
特にはじめて利用するという場合にチェックしたいポイントをご紹介しましょう。
必要な持ち物をチェックすること
子どもの年齢によっては、出かける際に必要な持ち物がありますよね。
オムツ・ミルク・着替えなど、必要な持ち物はチェックして持っていくようにしましょう。
また多くの子どもが来ていることを想定して、持ち物にはわかるような目印や名前を書いておくとBESTです。
子どもから目を離さないこと
仲の良いお友達ができたからといって、子どもから目を離しておしゃべりをしてしまう…というのはご法度です。
センター内だからといって、事故やトラブルが絶対に起きないということはありません。
子どもからは目を離さずに自分も楽しむというスタンスを守るようにしましょう。
ルールを守ること
子育て支援センターには、それぞれのルールがあります。
決められたルールは必ず守らなければいけません。
利用時にしっかりと確認し、ルール違反のないように注意しましょう。
体調を優先すること
子育て支援センターを利用するときに注意したいのは、子どもの体調を優先するということです。
イベントの参加や相談の予約など、日程が決まっているからといって無理をさせてしまうことは避けてください。
感染症の恐れがある場合、センター内で感染を拡大させてしまう恐れもあります。
決して無理をせず、子どもも保護者も体調が良いときに利用するようにしましょう。
まとめ
子育て支援センターは、さまざまな役割を持ち、地域の子育てに関するサービスを提供しています。
子育てに関する相談はもちろん、ママ友作りや情報収集の場としても利用することができるので、活用しない手はありません。
利用方法やルールなどは、地域や各施設によって異なります。
子育て支援センターは住んでいる地域に必ずありますので、一度足を運んでみてください。
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