転職活動を始める際に重要なことは、おおまかなスケジュールを立てて、計画的に行うことです。
特に在職中に転職活動を行う場合は、現職との兼ね合いを考えながら、情報収集から退職・入社準備を行う必要があります。
転職活動は大きく3つのタイミングに分けることができ、各フェーズによって必要な期間や注意事項が異なるのが特徴です。
この記事では転職活動を3つのタイミングに分け、そのうち応募から内定後までの注意事項やポイントをご紹介します。
転職に必要な期間は平均どのくらい?
厚生労働省の令和2年転職者実態調査の概況によると、転職活動に必要な期間は一般的に3ヶ月~6ヶ月と報告されています。
これは転職活動の第一歩ともいえる情報収集の段階からかかる期間です。
在職中に転職活動を行う場合は現職との兼ね合いもあるため、人によって差異が生じますが、短期間で決められるものではないという意識を持つことが求められます。
自分に合った方法を見つけるまでが肝心
転職活動中にポイントとなるのが、転職の方法です。
近年ではハローワークや就職情報誌だけではなく、以下のような方法もあります。
- 転職メディア(アプリなど)
- スカウトサービス
- リファラル採用 (紹介採用)
- 転職エージェント など
転職の方法は複数試してみて、自分に合った方法を見つけることが肝心です。
1つの方法では思うような結果が出なくても、複数試してみることで自分に合った転職活動ができる可能性が高くなります。
なかでも転職に慣れていない人や多忙で時間の管理が難しいという人は、転職エージェントの利用がおすすめです。
自分に合ったサービスを見つけるために、さまざまな方法にトライしてみましょう。
なぜ転職をしたいのかを明確にする
転職期間の中でも最初の2週間~1ヶ月の間は、なぜ転職をしたいのかを明確にする期間でもあります。
- 給与・賞与
- キャリアアップ・昇進
- 人間関係
- 労働時間
- 社内評価
など、転職理由はさまざまですが、転職活動を行うことによって本当に改善される理由なのかという点を見極めることが必要です。
自分の転職理由が明らかになれば、選定する業界や企業が自ずと絞られてくるはず。
漠然と転職を検討するのではなく、より具体的に転職したい理由を深掘りすることで、転職活動にかかる期間は大きく異なってきます。
転職活動の第2ステップ【応募~面接】
転職活動を3つのタイミングに分けたとき、第2ステップとして取り組むのは、応募から面接のフェーズです。
転職活動の天王山といっても過言ではない、応募から面接の第2ステップについて、注意事項やポイントをご紹介します。
応募~面接のステップで注意すること
応募から面接のステップで注意することは、事前準備を周到に行っておくことです。
新卒の就職活動とは異なり、転職する場合は面接などを全く受けたことがないという人はいないはず。
応募した業界や企業の研究や、面接対策は必須です。
また在職中の場合は、スケジュール管理も大切になってきます。
転職活動を行っていることは、周囲に知られないようにすることがポイント!
万が一転職に失敗した場合、現職を続けるという可能性を残しておかなくてはいけません。
現在の職場の退職に関する規程を確認し、面接で伝える入社可能日を算出しておくことも忘れないようにしましょう。
履歴書や職務経歴書を上手に作成するコツ
転職時に応募から面接で必要になるのは、履歴書と職務経歴書です。
職種によってはポートフォリオの提出を求められることもあるでしょう。
新卒では必要がなかった職務経歴書は、転職時に大きなウエイトを占める選考書類になります。
履歴書や職務経歴書の書き方はWEB上で多く見受けられますが、求められるのは独自性と具体性です。
くれぐれもWeb上の例文をそのまま引用したり、複数の企業の応募書類に使いまわしたりすることはやめてください。
自分自身で職務経歴書の作成が難しいという場合は、転職エージェントを利用して指導してもらうことをおすすめします。
第2ステップはスピード重視!
転職活動の第2ステップは、スピードが重視されます。
書類選考を経て面接までこぎつけるのが転職活動の山場…好条件の企業の場合は多くの転職希望者が応募することが考えられるからです。
現職との兼ね合いもあるため、綿密なスケジュール管理を行い、さまざまな状況にすぐに対応ができるよう準備しておくことをおすすめします。
転職活動の第3ステップ【内定~入社準備】
面接をクリアし無事に内定をGET…でも転職活動は終わりではありません。
無事に退社の手続きを終え、新しい企業へ入社するまでが転職活動です。
内定をもらえたことで浮足立ってしまう可能性もありますが、そこはグッとこらえて最終の第3ステップに取り組みましょう。
内定~入社準備のステップで注意すること
内定をもらってから入社準備までの最終段階で注意することは、内定の承諾です。
複数の企業へ応募した場合、『第一希望の会社の結果が出ていない』という可能性もあります。
一般的には内定の承諾までにかけられる期間は3日ほど。
万が一保留を依頼する場合でも、最大2週間で決めなければいけません。
また内定を承諾した後は、きちんと引き継ぎを行うことも重要です。
退職の意向を伝える ⇒ 退職日を決定する ⇒ 引き継ぎを行うというプロセスをきちんとこなしてください。
円満に退社するためのポイント
円満に退職するためのポイントは、退職の意向を伝えるタイミングと相手を見誤らないことです。
民法上では退職の意思表示から2週間を過ぎれば、いつ辞めても問題はありません。
しかし各会社の『就業規則』によっては、1ヶ月前などと定められていることがあります。
基本的には民法ではなく、就業規則の方が重んじられるため、退職日の設定は慎重に行うことがポイントです。
また、退職を伝える直属の上司以外の人に、退職の意向を先に伝えることは避けましょう。
上司の管理能力が問われるだけではなく、円満に退職できない状況を作り出してしまう可能性があるからです。
くれぐれも転職先の企業を優先するのではなく、現職の円満退社をクリアできるように心がけてください。
第3ステップのカギはスケジュール管理
転職活動の最終ステップでもある第3ステップは、スケジュール管理がカギになります。
1社だけではなく複数の会社の面接・内定承諾・退職意向の表明・退職・入社…入念なスケジュール管理を求められるだけではなく、引き継ぎ資料の作成や挨拶回りなども加味しなくてはいけないからです。
自分ではスケジュール管理が難しい…という場合は、転職エージェントに相談してみましょう。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは一人ひとりの状況をきちんと把握し、無理のないスケジュール管理のアドバイスをしてくれるでしょう。
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まとめ
転職活動には大きく3つのタイミングがあり、それぞれ注意事項やポイントが異なります。
面接から入社準備までのフェーズにおいては、退職に関する規程の確認や、内定承諾のタイミングなどを管理しなくてはいけません。
転職に慣れていない人や多忙な人にとっては、大きな負担になることも考えられ、転職活動自体を諦めてしまうケースもあります。
そんなときはぜひ転職エージェントの利用を検討してみてください。
第1ステップである情報収集や自己分析はもちろん、応募から入社準備までのスケジュール管理などもバッチリ行ってくれますよ!
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